菊薫る母を最後に抱っこして 宮軒瑛子
最後に抱っこしてが、すべてを言い尽くした。母への想いが菊の薫りでしっかり詠まれた。今生の母を抱き抱えて幼い日 の事を想いながら、身の廻りを整える自分なのだ。
(新幹線社内誌「ウエッジ」平成10年10月号「ひととき」俳句欄「心のうちそと」・丸山しげる選)
行き先はあの星の駅天の川 宮軒瑛子
(平成23年11月、横光利一俳句大会に出句して、7,000余句の中から選ばれて佳作入選)
水澄むや紅葉の美(は)しき寒霞渓 宮軒瑛子
(特選3句の中に選ばれ、「しょうどしま」No.1094月号に掲載された)
寛解を願い続けて流れ星 宮軒瑛子
(夫、高夫さんの回復を願って詠んだ句、28,000句から精選された570句に入選)
