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ウェストミンスター宮殿(Palace of Westminster)~英国切手の魅力シリーズ61~



 ウェストミンスター宮殿(Palace of Westminster)は、イギリスのロンドン中心部、テムズ河畔に存在する宮殿。1834年10月16日に発生した火災によって宮殿の大半は焼失した。再建委員会は1836年に97の計画案の中からチャールズ・バリーの設計したゴシック・リヴァイヴァル様式のデザインを採用、1870年に再建が完了した。この再建完了150周年を記念して、2020年7月に、ミネチュア・シート4枚セットと6枚の記念切手が発行された。

 この宮殿は当初は王宮であったが、1547年にセント・スティーブンズ地下礼拝堂に下院が置かれて以来、議会の施設となり、現在はもっぱら英国議会が議事堂として使用している。併設されている時計塔(ビッグ・ベン)とともにロンドンを代表する景観となっている。

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ミネチュア・シート(上掲)は、左から順に

1、額面;1st、Norman Porch、ウエストミンスター宮殿へのもっとも壮大な入口

2、額面;1st、Chapel of St.Mary Undercroft、英国国教会の地下室にある礼拝堂

3、額面;£1.63、St.Stephen's Hall、英国史上の出来事を描いた絵画や有名議員の彫像が飾られている大きなホール

4、額面;£1.63、Royal Gallery、議会の開会式での王室の行列の舞台として機能する最大の部屋

201217PalacefWestminster.jpg



記念切手6枚(上掲)は、左から順に

上段左から順に

1、額面;1st、Old Palace Yardから俯瞰した宮殿前景

2、額面;1st、テムズ河対岸からの宮殿全景の眺望、テムズ河対岸からの景観は夜景もさることながら、暮れなずむ夕暮れ時の情景がことのほか美しく印象的である。

3、額面;1st、ビッグ・ベンの時計、イギリス議会下院は、2012年6月26日、英国女王エリザベス2世の在位60周年を機に、ビッグ・ベンがある時計塔の名称を「クロック・タワー」から「エリザベス・タワー」に改称することを了承した。

下段左から順に

4、額面;£1.68、下院の議場内部

5、額面;£1.68、中央ロビー

6、額面;£1.68、貴族院の議場内部








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