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パディントン~英国切手の魅力シリーズ84~



 くまのパディントン(Paddington Bear)は、1958年10月13日に出版された英国の作家マイケル・ボンドの児童文学作品に登場する架空のキャラクター。このくまの生誕65周年の誕生日に記念切手10枚が発行された。オリジナルのパディントン・ベアはペギー・フォートナムの手によって描かれた。

 パディントンはロンドンのパディントン駅で古ぼけたスーツケースの上に座っているところをブラウン夫妻に発見される。彼のコートには「このくまをよろしくお願いします」("Please look after this bear. Thank you.")と書かれた札がついていた。彼はルーシーおばさんのお陰で「暗黒の地ペルー」から送られてきた密航者として到着したのである。

 くまがブラウン一家に自分のスペイン語の名前は「発音しにくい」ことを伝えると、一家は彼と出会った駅名をとってパディントンと呼ぶことにした。一家は彼をポートベロ・ロード近くのウィンザー・ガーデン32番地にある自宅へ連れて行く。パディントンは礼儀正しい紳士的なくまであるが、彼のまわりではひっきりなしにトラブルが巻き起こってゆく。何とか上手くいくように努力し、最後にはすべてが丸くおさまっていくのである。ペルーから来たマーマレードが大好きなクマの英国でのドタバタ騒動が綴られていくこの物語は、70の作品が30の言語で出版されており、全世界で3000万部を売り上げている。



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 上掲のミニチュアシートの切手(ファーストクラス2枚、2ポンド2枚)は、パディントンのくまのぬいぐるみが、友人のグルーバー氏や同居しているブラウン一家を含むアニメーションの人物たちと対話をしている場面の映像。彼のビジョンがどのように本からスクリーンに移されたかを示している。

 下掲の6枚セットには1970 年代にロンドンのイブニング・ニュースに漫画形式で掲載されたアイヴァー・ウッドのイラストが再現されている。

 上段左のファーストクラス切手は、パディントン・ベアが大好きなマーマレードの瓶を持っているところを描いている。上段右の切手では、彼は木を鋸で切っている。

 中段左の2ポンドの切手2枚にはパディントン・ベアがショッピングカートを押してアイスクリームを持っている姿が描かれており、2.20ポンドの切手ではプレゼントの山を抱えてカニと遭遇している姿が描かれている。


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