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新任のご挨拶   医療経済研究機構 専務理事 岡部陽二

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 このたび、4月1日付けで、医療経済研究機構の専務理事に就任致しました。

 当研究機構は93年10月に発足以来、宮澤健一所長、幸田正幸副所長の適切なご指導と上絛前専務理事の卓越したリーダーシップのもとで順調に発展し、研究内容も質量ともに格段に充実して参りました。

  一方、21世紀初頭のわが国は不況の長期化に加えて高齢化やIT革命進展などの影響もあって、経済社会基盤を揺るがすような大きな転換点にさしかかっております。国民の健康を保障する医療や老後の介護への関心もとみに高まり、経済的な効率や費用負担のあり方だけではなく、医療の質や安全性についても議論が沸騰しております。ところが、医療・福祉の分野では情報が氾濫している割には、必ずしもその実態が的確に分析され、国民に正確に伝えられていない憾みも感ぜられます。

 このような転換期にあって、当機構の使命は主にわが国における医療経済研究の一大拠点として、

 (1)保健・医療のみならず、介護や福祉をも包含したヘルスケア政策全般に関する研究機関として経済活動の側面から医療・福祉サービスの消費者である国民の視点に立脚した政策立案に資する実証的研究を行うこと

 (2)その基盤となる医療・介護システムおよび資金の流れについての情報を広く収集して、データベースを構築・整備するとともに、OECD諸国との国際比較を行うこと

にあります。この二大目的の達成に向けて、研究テーマを絞り込んだうえ、重点的かつ戦略的にスピード感をもって研究活動を遂行すべく、全所員一丸となって一段努力致します。

 私自身は一国際金融マンとして40年間国際金融界と証券業界での業務に従事し、3年前にご縁があって広島国際大学医療福祉学部医療経営学科の教授に就任致しました。したがいまして、研究活動のマネジメントには経験もなく自信もございませんが、関係各位からの力強いサポートを頂き、専務理事の重責をお引受けした次第です。

 つきましては、会員の皆様方から忌憚のない厳しいご批判を頂戴致したく、併せて温かいご支援とご助言を賜りますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。

 (2001年5月医療経済研究機構刊行"Monthly IHEP(医療経済圏機構レター)" No.87 2頁所収)

 

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