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ウインザー城(Windsor Castle)~英国切手の魅力シリーズ(47)~



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 2017年2月15日にウインザー城の主要な見どころの外観と内部の華麗な写真をあしらった記念切手10枚、2シートが発行された。

 1992年の火災でウインザー城のステート・アパートメントが大きな損害を受けた。数年で完全に修復されたが、大火から25年という節目に、この記念切手が出されたものと思われる。

 上掲のシートの上段3枚は、左から順に

① ロングウオーク;城内の南ウイング、ジョージ3世門からひたすら真直ぐに伸びる全長4.8キロの道、

② 大円塔;850年の歴史を持つウインザー城の象徴的な建造物ながら、1975年以来40年間工事のため閉鎖されていた。現在は王室用の公文書保管庫として使用されている。この搭の上には高さ15米の掲揚旗ポールがあり、エリザベス女王滞在時には王室旗、その他の期間には英国旗が掲げられる。

③ ノルマン門;エドワード3世によって建てられたこの門は、現在は出口として使われている。

 下段の3枚は、左から順に

④ セント・ジョージの間;160人が座ることができ、王室コレクションの陶器やシルバーで飾られた豪華なバンケット・ルーム。場内でもっとも人気のある見どころとなっている。

⑤ 女王の舞踏の間;壁面の装飾もさることながら、巨大なシャンデリアが目を引く

⑥ ウォータールーの間;ジョージ4世がナポレオンとの戦いに勝った記念の会食を毎年行ったところから名付けられた木彫家具が美しい部屋。

 下掲の4枚シートにはゴシック風垂直式の歴史的な建造物である聖ジョージ礼拝堂の扇形ヴォールト式天井の装飾を活写している。

 上段の2枚はネーヴ(Nave)と呼ばれる一般会衆席の上部、下段の2枚はクァイアー(Quire)と呼ばれる祭壇と会衆席の間の聖歌隊席を飾るガーター勲爵士のバナー(左)と聖ジョージ十字紋章の浮彫(右)



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 ウインザー城はロンドンの西方34キロに位置するテームズ川南岸に築かれたおよそ45,000平方キロの床面積を持つ英国王室の公邸の一つ。王室が居住している城としては世界最大。

 900年の歴史を誇り、ヨーロッパでもっとも長く使われている城である。本来は要塞であり、宮殿であったが、現在は週末の別荘であると同時に国賓をもてなす迎賓館として使われている。

 さらに、現に女王が週末を過ごされているにもかかわらず、ほとんどすべての見どころを一般に公開して、観光資源として活用されている。

 筆者も在英中には20回以上ここを訪れた。チャールズ皇太子主催の城内でのパーティーに招かれたこともあり、思い出深い。









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