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英国の新名所(Landmark Buildings)~英国切手の魅力シリーズ(47)~

 2017年7月13日に、Landmark Buildingsと題して、最近20年間に英国各地に新たに建造された優れたデザインの近代的な建造物10か所の記念切手が発行された。

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 上段、左から順に、

1、 London Aquatics Centre

2011年7月にロンドンのニューアム特別区内のオリンピック・パーク内に建設された屋内水泳競技施設。50メートルの競泳用プールと25メートルの飛び込み用プールを備える。ブッカー賞を受賞した設計者、ザハ・ハディッドによって設計された。曲線を描く屋根に特徴があり、2012年のオリンピック用に新設された施設の代表的存在。

2、 Library of Birmingham

2013年4月に完成したバーミンガム市の西部地区再開発事業の目玉として建てられた。英国最大の公共図書館である。

3、 SEC Armdillo,Grasgow

"Scottish Event Centre"(SEC)の3施設の一つとして2000年1月に開館。シドニーのオペラ・ハウスに似ているが、このデザインはグラスゴーの伝統的な造船所をイメージしたものと言われている。

4、 Scottish Parliament,Edingburh

2004年10月に完成したスコットランド議会。カタルニアの建築デザイナー、エンリック・ミラレスの設計。

5、 Giant's Causeway Visitor Centre

2005年に開設された北アイルランドの世界遺産、Giant's Causwayの観光案内施設。6千万年前にに形成された玄武岩の六角形の柱状節理を模してデザインされた。


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 下段、左から順に、

6、 Cynullad Cenedlaethol Cymnu,Caerdydd National Assembly for Wales,Cardiff

2006年3月に完成したウェールズ議会。環境調和型の設計で、天井は赤色のヒマラヤ杉で出来ている議会場内部の写真。

7、 Eden Project,St Austell

2001年3月に一般公開されたコーンウォール州にある巨大な複合型環境施設。世界中から集められた各種植物を栽培するためのバイオームと呼ばれる温室は、エチレンの材質でできた透明でクッション性のある壁面で覆われている。

8、 Everyman Theatre,Liverpool

1964年に建造され、2011年7月に全面的に建て替えられたリバプール中心部の劇場。この年に建造された最優秀作品としてハワース・トンプキンス賞を得ている。

9、 IWM North,Manchester

2002年にマンチェスターのウォーター・フロントに新設された"Imperial War Musium"、第一次世界大戦から今日までの世界の紛争の歴史を学べる。

10、Switch House,Tate Modern,London

2000年にロンドンのテームズ河畔、サウス・バンク地区に新たに開館した国立の近現代美術館。テート・ブリテンなどとともに、国立美術館ネットワーク「テート」の一部を成している。この美術館は以前「バンクサイド発電所」であった建物を改造して建造されたため"Switch House"と呼ばれている。

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